イベントのお知らせ

終了しました【総会記念学習会】ネパールのダリット女性たち~FEDOの取り組みについて

2018年6月17日、NPO法人伊丹人権啓発協会会議室にて、講師に反差別国際運動の小森恵さんをお迎えしてサマンタの総会記念学習会を開催しました。以下、共同代表の池田千津美からの報告です。

 

 2001年8月28日~9月8日開催の反人種主義・差別撤廃世界会議(ダーバン会議)での協働「世系」に基づく差別は人権差別、そして人権差別とジェンダーの交差―複合的差別。(FEDOからも参加) 2001年~2002年、国連におけるダリットNGO,部落解放同盟、IMADRの提言活動等、これまでのFEDOからア二タさん、レヌさん、FEDOの理事長ドゥルガさんが日本に来られての活動の意義などを語って下さいました。そして、IMADRは2011年4月から浄土宗平和協会の支援を受けてFEDOのパルサ支部でのプロジェクトを始め、ダリット女性保健教育に関するプロジェクトを通じて衛生意識の高揚に向け、政府機関でのロビー活動や行政職員の意識を変える活動を展開しています。

 課題は女性たちの早婚と出産時の問題、性感染症、夫からの暴力の問題などで、ピア教育、トレーニングを実施しているとのことでした。

 今回、小森さんのお話を伺って次のことを思い出しました。私たちサマンタも2006年からのネパールスタディツアー(計3回)や、来日されたFEDOのドゥルガ・ソブさん、ア二タ・シュレスタさん、レヌ・シジャパティさんを迎えての交流会を実施してきました。学んだ事を多くの人に伝えるための報告集会等も実施しました。ネパールのダリット女性たちとの様々な出会いによって、私たち自身の閉じ込められた感性の扉を開くことができました。

 終了しました【公開学習会】

「複合した差別とは~ダリット女性と部落女性の課題から」

 

 ジェンダー、民族、階級、カースト、セクシュアリティなど、抑圧されたマイノリティの人びとが受けている、互いに絡み合い、複雑に入り組んでいる差別の概念を複合差別と呼びます。

 この学習会では、複合した差別に直面しているインドのダリット(被差別カースト)女性たちの状況や解放運動の状況を知ると共に、日本の被差別部落女性との共通の課題や連帯の可能性について考えます。また、日本は国連からも差別の実態について指摘を受け続けており、日本におけるマイノリティ女性の複合的な差別と周縁化は大きな課題です。世界と日本の課題を知り、足元で私たちにできる取り組みを一緒に考えましょう。

 

 

【内容】

1.「インドのダリット女性たち―国連での活動、コミュニティでの闘い」

講師:熊本 理抄さん(反差別国際運動(IMADR)特別研究員)

2.「複合差別をめぐる最近の動き」

講師:三輪 敦子さん(一般財団法人アジア太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長)

 

3.質疑応答

 

日時:2018年2月18日(日)14:30~16:30(14:15開場)

会場:伊丹市立演劇ホール(アイホール) カルチャールームA

会場アクセス:〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号(下記地図参照)

JR伊丹駅前/阪急伊丹駅より東へ 徒歩7分

http://www.aihall.com/access/ 

定員:40人(先着順)

参加費無料/申込不要

主催:反差別草の根交流の会「サマンタ」

協力:一般財団法人アジア太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)/反差別国際運動(IMADR)

問い合わせ先:samanta_sgid●yahoo.co.jp(●を@に変えて送信してください) 

http://www.samantajapan.jimdo.com/

 

20180218勉強会ちらし.pdf
PDFファイル 261.4 KB

【終了しました】2017年5月20日 総会記念学習会「私たちの暮らしと人権のまちづくり~北芝&伊丹の実践から考える~」

総会記念学習会チラシ
5月20日ちらし.pdf
PDFファイル 94.6 KB

【終了しました】【2016年1月23日(土)】ネパール震災復興イベント「希望をわかちあおう~Share the Hope(仮題)」に出展します

アジア女性自立プロジェクト(AWEP)さんが主催されるネパール震災復興イベントに、サマンタも出展します。当日は、パネル展示、メンバーによる活動報告などなどを行います!ぜひお越しください。


日程:2016123日(土)11001600

会場:芦屋市立あしや市民活動センター(〒659-0065 芦屋市公光町58号)

JR芦屋駅および阪急芦屋川から徒歩8分、阪神芦屋駅から徒歩5分)

【終了しました】緊急!ネパール大地震被災地報告会Part2~ドゥルガ・ソブさんを迎えて(フェミニスト・ダリット協会)

 ネパールを襲った大地震の犠牲者は現在8500人以上にのぼり、その内の4人に1人が10歳以下の子どもです。また、女性が56%を占めています。そして生き延びた人たちの中でも、最も弱い立場にある人たちの支援を優先する必要があると国連は述べています(ネパール警察調べ、国連人道問題調整事務所、5月17日現在)。

 

 反差別草の根交流の会「サマンタ」は、地方の先住民族の女の子たちに奨学金支援を行い、ダリット(被差別カースト)女性たちとの連帯交流を続けています。救援の手が届きにくい地方で、主体的に支援の活動を取り組んでいる現地パートナー団体「サグン(SAGUN)」と「フェミニスト・ダリット協会(FEDO)」への募金活動も現在実施しています。

 

この度、現地パートナー団体FEDO代表、ドゥルガ・ソブさん(写真左)の来日にあわせ、第2回目の被災地報告会を緊急開催します。被災地のダリットはじめマイノリティの状況を知り、今後の支援活動において現地で求められていることや課題について学びます。ぜひご参加下さい。

 

【日時】 6月3日(水) 18時30分~20時
【報告者】ドゥルガ・ソブさん(現地NGO「フェミニスト・ダリット協会(FEDO)」代表)
【会場】クロスロードカフェ(兵庫県伊丹市中央3-2-4 阪急伊丹駅、JR伊丹駅より徒歩5分)www.crossroadcafe.jp/

 

【ドゥルガ・ソブさんとフェミニスト・ダリット協会(FEDO)について】
「ジェンダーとカーストに基づく差別と闘い、公正かつ平等な社会を築く」ことを掲げ、1994年にダリット女性自身によって設立されました。現在ダリット女性のための全国的な組織として活動を展開しています。識字教室を導入として、内面化した被差別の状況に気づかせるための意識化、組織化を通じて広く教育・啓発活動をおこない、女性のエンパワメントと権利の回復をめざしています。その活動分野は健康、教育(識字、子どもの教育)、収入向上、啓発・政策提言、組織強化など多岐に渡っています。特に運動を担う活動家女性を育成するための人材育成活動と、上位カースト・ダリット双方への啓発(ラジオ番組、ポスター、書籍の発行など)、国連の場などでのロビー活動、インドのダリットや日本の被差別部落など、世界の被差別者との連帯にも積極的にとりくんでいます。
 今回の地震では、メンバー自ら被災しながらもカトマンズ盆地および周辺の被災地域のダリットの集落において救援物資の配布を継続しています。


【参加費】 ワンドリンク制(一律500円)※あわせて会場にて、サマンタを通じて行われる被災地への支援カンパを募らせていただきます。ご協力お願いします。
【定員】 20人
【申込先】 クロスロードカフェ ℡072-777-1369 担当:廣野(ひろの)もしくはサマンタメールアドレスまで samanta_sgid●yahoo.co.jp(●を@にかえて送信しください)

 

【主催】反差別草の根交流の会「サマンタ」

【協力】反差別国際運動(IMADR)


※6月4日(木)18時半~20時半 ヒューライツ大阪(大阪市)でもドゥルガさんの報告会があります。お近くの方はぜひこちらにもお越しください。


【終了しました】緊急!ネパール大地震被災地報告会~小倉清子さんを迎えて


4月25日にネパールでマグニチュード7.8の大規模な地震が発生して、大きな被害がカトマンズをはじめ近隣の広い地域に及んでいます。山地には普段でも徒歩でしか行けないような村々が点在しており、地震で孤立している地域も多く、未だ被害の全容はつかめておらず、犠牲者は日々増え続けています。
反差別草の根交流の会「サマンタ」は、地方の先住民族の女の子たちに奨学金支援を行い、ダリット(被差別カースト)女性たちとの連帯交流を続けています。支援が届きにくい地方で、主体的に支援の活動を取り組んでいる現地パートナー団体「サグン(SAGUN)」と「フェミニスト・ダリット協会(FEDO)」への募金活動を開始しました。
この度、4月29日より10日間、被災地に支援活動のために訪れた小倉清子さんの現地報告会を開催いたします。カトマンズおよび村落の被災地の状況を知り、私たちにできることを考えたいと思います。ぜひご参加ください。

【日時】 5月16日(土) 19時~20時30分
【報告者】小倉清子さん
【会場】クロスロードカフェ(兵庫県伊丹市中央3-2-4 阪急伊丹駅、JR伊丹駅より徒歩5分)
http://www.crossroadcafe.jp/
【小倉清子さんプロフィール】
1957年栃木県生まれ。1993年からネパールに在住し、ジャーナリストとして活動していた。マオイストとネパール政治に関する複数の記事をさまざまなメディアに発表。
主な著作:
「王国を揺るがした60日―1050人の証言・ネパール民主化闘争」(1999年10月 亜紀書房)
「ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト」(2007年1月 日本放送出版協会)

【参加費】 ワンドリンク制(ソフトドリンク400円/アルコール500円)※あわせて会場にて、小倉さんとサマンタを通じて行われる被災地への支援カンパを募らせていただきます。ご協力お願いします。
【定員】 20人
【申込先】 クロスロードカフェ ℡072-777-1369 E-mail  piron@crossroadcafe.jp 担当:廣野(ひろの)
【主催】 反差別草の根交流の会「サマンタ」/クロスロードカフェ
【問合先】 反差別草の根交流の会「サマンタ」samanta_sgid@yahoo.co.jp
URL:  http://www.samantajapan.jimdo.com/

【終了しました】講演会「ネパール人移住労働者の現状~ネパールから見て、日本から見て~」

 

 日本に住むネパール人は毎年著しく増加しています。2012年末は24,069人(法務省統計)で、在留外国人数の第10位になりました。1990年は447人だったので、この12年間で、約54倍にもなったのです。インド・ネパール料理店のコックとして来日する人、その家族、留学生などが多数ですが、永住資格をとって日本に定住する人も増え、今や身近な隣人となりました。
 しかし、その影には、短期などの在留資格で入国し、超過滞在して非正規に就労するネパール人移住労働者も大勢います日本の労働力不足を補う低賃金労働者として仕事に就かされているのです。
 ネパールでは、人民戦争(1996年~2006年)以降、外国に出稼ぎに行く若い人が急増しています。出稼ぎに行く人が、なぜ後を絶たないのか。ネパール社会の事情にも理解を深めながら、日本に住むネパール人移住労働者の実態、彼らが抱える問題などについて、一緒に考えましょう。
 ともに生きる地域社会をつくるために、私たちができることについて考えるきっかけにしたいと思います。奮ってご参加ください!

 
とき: 2014年3月16日(日)14:00~16:00
講師:南 真木人さん(国立民族学博物館准教授)
ところ:NPO法人伊丹人権啓発協会(「おるか」の会)事務所
(部落解放同盟伊丹支部事務所内)
住所:兵庫県伊丹市堀池3丁目1-22 (伊丹人権啓発センター「ふらっと」駐車場の西側です)
参加費:一般500円、サマンタ会員(基金会員)無料
主催: 反差別草の根交流の会「サマンタ」
申込み:不要
問合せ先:反差別草の根交流の会「サマンタ」
メールアドレス samanta_sgid●yahoo.co.jp(●を@に変えて送信してください)

 

【会場へのアクセス】※当日のお問合せ先(13時~15時まで対応可能):090-6553-6515

最寄りのバス停は、「堀池口」もしくは「摂陽小学校前」となっています。
阪急伊丹駅から:5番のりばより34系統「近畿中央病院経由塚口行」に乗車し、「摂陽小学校前」下車。東へ徒歩約300メートルまたは、5番のりばより37系統「堀池口経由塚口行」に乗車し、「堀池口」下車。西へ徒歩約500メートル
阪急塚口駅から:1番のりばより34系統「近畿中央病院小井内経由阪急伊丹行」または35系統「近畿中央病院小井内経由昆陽里行」に乗車し、いずれも「摂陽小学校前」下車。東へ徒歩300メートルまたは、2番のりばより37系統「JR伊丹行」または40系統「三師団交通局前行」に乗車し、いずれも「堀池口」下車。西へ徒歩約500メートル

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反差別草の根交流の会

「サマンタ」

 

事務局:〒664-0851 兵庫県伊丹市中央3丁目2―4 クロスロードカフェ内

 

連絡先:samanta_sgid●yahoo.co.jp

(●を@に変えて送信して下さい)

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